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ハイテク・リサーチ・センターシンポジウムの報告

ハイテク・リサーチ・センターシンポジウムの報告

2007年11月1日

池崎 章(平成7年 生分卒)

 東邦大学複合物性研究センターシンポジウム「新規多機能有機素材の創世と評価」(文部科学省ハイテク・リサーチ・センター整備事業)が10月12日と13日に理学部V号館で行われました。2005年にハイテクリサーチセンターが設立され、3年目の中間報告会になります。
シンポジウム「新規多機能有機素材の創世と評価」
シンポジウム「新規多機能有機素材の創世と評価」
 本学のハイテクリサーチセンター所属の教員の他にドイツのP. Gutlich先生と韓国の李心星先生の講演、そして、本学にゆかりのある小林速男先生、加藤礼三先生、持田智行先生、そして、学外から十倉好紀先生、鹿児島誠一先生、田嶋尚也先生が講演されました。
 他分野の方にわかりやすい説明と質の高い講演が行われました。圧力変化における物性変化、光を用いた機能性物質、スピンクロスオーバー現象に関連した講演が2日目に集中して行われました。ハイテクリサーチセンターで活発に研究が行われていることを印象づけるような講演会でした。
 2日目にはP. Gutlich先生の名誉博士号の授与式が行われました。また、2日間に渡りポスターセッションが行われハイテクリサーチのメンバーとそのスタッフの他に多数の大学院生が発表しました。
 化学科の学部学生がポスター会場の見学に訪れ、先端の研究に触れることができました。2日間で講演17件、ポスター発表45件が密なスケジュールで行われましたが、好評に終わりました。さらなる発展を願っています。

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