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理学部 最近の動向

理学部 最近の動向

平成20年5月

理学部長 小野嘉之

理学部長 小野嘉之

 理学部の動向で、同窓生の皆様も関心が高いと思われることは、永年勤続された多くの先生方が定年退職を迎えられたことではないでしょうか。

 平成18年度末には、学部長を二期務められた生物分子科学科の岡田光正先生、同じく生物分子科学科の大西勲先生、化学科の竹田満洲雄先生、進藤洋一先生、甲木和子先生、物理学科の桂川秀嗣先生、生物学科の磯部吉章先生の合計7名の先生方が定年退職されました。

 また、平成19年度末には、生物学科河野晴一先生、化学科竹川実先生、教養科小栗貢先生、光永裕美先生、大口剛史先生の5名の先生方が定年を迎えられます。更に、長年教員養成課程の課程主任を務められた巽幸孚先生が、体調不良で本年3月に早期退職されることになりました。化学科におられた持田智行先生は神戸大学の教授に転出されました。
 これらの先生方が抜けた後、現在、盛んに新任人事採用計画が進行中です。新任の先生方については、いずれこの『鶴風』でもご紹介されることになると思いますので、ここでは触れません。
 これから、団塊世代が定年を迎える時期になり、数年のうちに、理学部の雰囲気が、皆さんがおられた頃と全く違ったものになるのは確実だと思います。それでも、東邦大学理学部のよき伝統を失わないよう、最善の努力をしていくつもりですので、これまで同様、ご支援をお願い致します。
 平成17年度に設立された生命圏環境科学科は、今年完成年度を迎え、来年の春には最初の卒業生を輩出します。就職に関しては、同窓生の皆様にお世話になるかも知れませんが、よろしくお願い致します。同じく三年目を迎えたハイテクリサーチセンターでは、昨年11月に、国の内外から研究者を招いて、研究発表会を開催し、好評を博しました。後二年間の延長が認められるかどうかの中間審査は現在進行中ですが、結論は次年度に入ってからということですので、ご報告は次の機会になります。延長が認められれば、平成21年度には、本学主催の国際会議を開催予定で、現在準備が進められております。
 卒業生の皆様にも誇りに思って頂ける大学、学部となるよう教職員一同、頑張っておりますので、暖かく見守って頂ければ幸いです。

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